2019年05月04日 17:53更新

上越市の柿崎漁港で4日「みなとさかなまつり」が開かれ、新鮮な魚を買い求める人たちでにぎわった。
「みなとさかなまつり」は地元の漁港に親しんでもらおうと、住民などでつくる「柿崎まちづくり振興会」が毎年5月4日に開いている恒例行事。会場には、前日とこの日の朝に水揚げされたヒラメやサザエの他、漁港で養殖されたワカメなど新鮮な魚介類が並んだ。

50㎝を超えるヒラメも

振興会によると、魚介類はスーパーなどの半額程度で販売されたということ。販売前には、新鮮な魚を目当てに訪れた人が長蛇の列をつくり、開始の合図と同時に買い求めていた。魚を買った人は、「アンコウとヒラメを買った。アンコウ鍋やヒラメの刺身にして味わいたい。新鮮な魚が安く買え、雰囲気も楽しめるので良い。」と笑顔で話した。
このほか、浜焼きの販売や漁船の乗船体験、景品に魚がもらえるゲームコーナーなどもあり、多くの家族連れなどでにぎわった。家族で訪れた人は「毎年楽しみにしている。養殖ワカメが美味しいので、それを目当てに来た。漁船にも乗って顔が濡れたけど良い体験ができた」と思いでを振り返った。
柿崎まちづくり振興局の事務局長 小松 数浩さんは、「昨年は天候不良で鮮魚販売以外のイベントが中止になった。今年は晴れて良かった。柿崎で採れた海の幸を堪能して地域の魅力を感じてもらえれば」と話していた。