2019年04月22日 14:46更新
特殊詐欺の被害を未然に防いだとしてローソン新井高柳店のオーナーに22日、妙高警察署から感謝状が手渡された。
詐欺を未然に防いだのはローソン新井高柳店のオーナー、岩﨑俊一郎さん60歳。
妙高警察署によると岩﨑さんは、先週14日、電話をしながら店内にあるマルチメディア端末「ロッピー」を操作している男性に気付き、男性がレジでローソンのギフトカードによる支払いをしようとした際、これは詐欺ではないのかと声を掛けた。岩﨑さんは「コーヒーマシーンの掃除をしていた。レジをしていなかったから話声が聞こえた。会話の内容が少し様子が怪しいと思って警察に電話した」と振り返る。
男性がレジで支払おうとした金額は6万円。岩﨑さんは、男性に警察と相談するよう促し、結果、詐欺被害を未然に防いだ。男性は妙高市にすむ50代だった。感謝状を受け取った岩﨑さんは「被害にあわなくて良かった。自分もたまたま気付けた。気付けてよかった」と話した。妙高警察署の久須美署長は「警察だけでは人数が少ない。みなさんの協力が必要。これからも安全意識を高めてもらえるよう啓発活動を行っていきたい」と話した。
警察が調べた結果、男性はあるウェブサイトを閲覧し、クリックしているうちに、会員登録を促す内容となったため、表示された電話番号に連絡したところ、登録料を要求された。これはいわゆるワンクリック詐欺、架空請求だった。妙高警察署によりますと今年度、管内で特殊詐欺の被害は出ていない。昨年は4件で全てが架空請求のメールや電話によるものだった。
※ご覧の記事の内容は2019年4月22日(月)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
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