2019年03月27日 16:43更新
今月10日、上越市立水族博物館うみがたりで昨年7月に続き、2頭目のイルカが死んだことについて、村山市長はその理由を「過労死ではない」との認識を示した。そのうえで、現在2頭となったイルカの展示について、指定管理者の横浜八景島からイルカを増やしてもらうよう検討していることを明らかにした。
27日 上越記者クラブと市長の懇談会
村山市長はイルカの死について「かわいそう。原因突き詰めるのは大事だが、パフォーマンスの過多とは考えられない」と語り、イルカの死亡原因を過労ではないという認識を示した。
うみがたりでは、オープン当初、バンドウイルカを4頭飼育していたが、オープンの翌月、7月にメスのサシャが、そして今年3月10日にメスのアルクが病死した。死因はいずれも内臓疾患と発表された。
このため、イルカのパフォーマンスは現在、オス1頭、メス1頭の2頭体制となっている。
市は、これをオープン当初の4頭に戻したい考えで、現在、指定管理者の横浜八景島との間でバンドウイルカを増やせないか協議している。
その時期については明らかにしていない。
なお、来月27日から5月6日までの10連休中のイルカのパフォーマンスについて、横浜八景島では、イルカの数に関わらず、1回あたりの時間を通常の15分より短くし、その分、回数を増やす方針。
ただしその都度、イルカの体調を見ながら調整していくということ。
※ご覧の記事の内容は2019年3月27日(水)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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