2019年03月20日 15:43更新
上越地域で就職を希望する地元の高校生を対象にした就職セミナーが19日開かれ、参加者は就職に向けての心構えを学んだ。
このセミナーはこの春、就職活動にはいる高校2年生を対象上越雇用促進協議会が開いた。この日は上越地域の11の高校から約550人が参加した。講師は新潟市の株式会社広報しえんの西嶋弘重さんが務めた。西嶋さんは就職活動にむけていろいろな可能性を探ってほしいと話した。
続いて、受講生それぞれが働くことの意味や社会が必要とする人材は何かを考え、発表した。受講生は「働くことは生きるために不可欠なこと」「10年後は子どもを産みたいので、産休が取れる会社に入りたい」などと発表した。
新潟労働局によると、今年1月末時点でこの春の高校卒業予定者に対する求人数は去年より6.4%多い9,330人。求人倍率は0.24ポイント高い2.82倍。就職内定率は0.2ポイント高い98%。また、県外での就職内定者数は去年より8.3%高い459人となっている。
講演では最後に、西嶋さんから「就職で厳しい社会人の中に入っていく。内定をもらうことがゴールではない。ゴールはまだまだ先にある」とアドバイスがあった。受講生は「これをきっかけに就職についてしっかり考えようと思った。電気工事士の資格を取っているのでそれを活かしたい」と話した。西嶋さんは「仕事を安易に考えず、しっかり職業、会社選びをしてほしい」と話した。
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間20日 19:00~27日 19:00まで)
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.