2019年03月07日 13:49更新
上越保健医療福祉専門学校の卒業式がきょう7日に行われ、4人が学び舎を後にした。
卒業式は高田西城病院の川室道隆記念ホールで行われた。上越保健医療福祉専門学校は介護福祉士を育成する上越市で唯一の専門学校。7日は2年間の教育課程を終えた4人が卒業証書を受け取った。
中里雅之学校長は「学校で学んだことを生かし、情熱を忘れず深い人間味のある介護福祉士として活躍してほしい」とはなむけの言葉を贈った。
続いて、卒業生代表として佐藤恵美さんが、2年次のカリキュラムの大半をしめた介護実習を振り返り「利用者の笑顔とありがとうの一言で介護のやりがいや喜びを学んだ。介護の道は始まったばかり。学校で学んだ知識や技術・介護の心に磨きをかけ日々まい進していく」と述べた。
卒業生のうち3人は市内の介護施設に就職することが決まっている。服部楓さんは学生生活を振り返り「長いようで短いと感じた。学校での学びも多かったが実習の授業で職場や利用者と触れ合うことでさらに学べた」と話す。
将来は「利用者が笑顔になれるような介護福祉士になりたい」と話した。
川室優理事長は、上越市の高齢化率が1月末現在で30%を超えていることをあげ「介護福祉の現場は人材が足りていないことが問われている。当校への応募者も少なくなっているのは事実。しかし人材育成は法人の使命。1人の卒業生だったとしても誇りに思う。みなさんはきちんとした介護の知識をもった貴重な人材ということを認識してほしい」とエールを送った。
※ご覧の記事の内容は2019年3月7日(木)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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