2019年02月18日 17:48更新
妙高市の来年度予算案が18日発表され、一般会計予算は201億6,000万円と今年度より1億3,000万円、率にして0.6%増えた。内容は人口減少対策を最重要課題に位置付け、安心して子育てできる町づくりとして、中学校卒業までの医療費無料化、学校給食費の主食分の無料化など、踏み込んだ内容となっている。
これは18日開かれた妙高市の定例記者会見で明らかになった。来年度の一般会計予算は201億6,000万円と今年度より1億3,000万円、率にして0.6%増える。増えた背景には、道の駅あらいを避難所として整備する事業などがある。
最重要課題には、人口減少対策をあげ、そのひとつとして「安心して子育てできるまちづくり」を進め、子育て世代の負担を支えるとしている。
具体的には、中学校卒業までの子どもにかかる入院・通院費を10月から無料にするなどのために9,265万円を盛り込んだ。
写真はイメージ
また、市内の小中学校や特別支援学校の給食で主食代を無料化するなど1億250万円を盛り込んだ。
このほか、市内で初めての病児保育室をけいなん総合病院に6月、試験的に開設するために1,857万円、国と連動した幼児教育無料化を含めた認定こども園・保育園運営事業などに5億4,600万円あまりを盛り込んだ。
また地元で就職しやすい環境整備として、新しく農業をはじめる人の農業機械購入や、店舗のリフォームにかかる費用の一部を補助。
持続可能な医療体制を確保するため、新潟大学からけいなん総合病院に常勤をふくむ医師3人の派遣をうける事業などに1億6,719万円となっている。
妙高市の来年度予算案は3月議会に提案される。
※ご覧の記事の内容は2019年2月18日(月)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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