2019年01月12日 16:16更新
上越市と妙高市の各地で12日、小正月の伝統行事「さいの神」が行われ、地元の人たちが一年間の無業息災や五穀豊穣を願った。
さいの神は、12日~14日の3日間、上越市と妙高市の150か所以上で行われる。
このうち、上越市の石橋町内会では、12日にさいの神が行われ、地元住民約100人が集まった。住民たちがこの日の朝組み立てた、さいの神にお祓いをした後、ことしの年男と年女が点火した。
さいの神から炎が上がると集まった人たちがするめや餅を焼いてことし一年間の無病息災や五穀豊穣を願った。
参加した男性は、「去年は病気をしたので、ことしは健康な一年にしたい」と話した。
石橋町内会では、30年以上前から地元の子ども会や消防団などが協力し、さいの神を続けている。石橋町内会の久保田 幸正 会長は「町内で行う最初の行事。大勢の人が集まってくれて良かった。去年は災害が多く米の収穫も少し低迷していた。ことしは豊作になることを願っている」と一年の無事を祈った。
この後、町内会館で恒例の餅つきが行われ、住民たちは交流を深めていた。
※ご覧の記事の内容は2019年1月11日(金)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 11日19:00~18日19:00まで)
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.