2018年12月28日 14:44更新
上越市在住の70代女性が、今年9月から11月上旬にかけて特殊詐欺の被害にあい3,989万円をだまし取られたことが28日にわかった。
警察によると、9月上旬頃、女性の自宅に商社を名乗る男から「あなたには、上越市に建設される介護施設の入居権がある。入居希望がなければ譲ってください」などと電話があり、女性がこれに承諾した。すると数日後に同じ男から電話で「入居権を譲渡したことは金融商品取引法に違反する」などと言われ、自宅に来た若い男に319万円を渡したという。
その後も施設入居費用や、供託金の交渉人雇用費用が必要などと言われ、11月上旬頃までに10数回に渡って合計3,989万円を自宅に受け取りに来た男に渡したもの。
これは上越警察署管内では今年最大級の被害。 女性は一人暮らしで、今月に入ってから離れて暮らす家族に相談し、警察に被害届けを提出。
警察では、現在男の行方を追うとともに事件の詳しい状況を調べている。
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