2018年12月14日 08:08更新

ふるさとを表現したい！

自作の歌を通じて全国に上越市を発信しようと活動する18歳の男性ラッパーが今月はじめてのアルバムを発表。精力的な活動の様子を取材した。  

上越市出身の岩元亮樹さん(18) 阿修羅(あしゅら)という名前で音楽活動をしている。ジャンルは「ＨＩＰＨＯＰ」岩元さんは音楽仲間の突然の死をきっかけに、亡くなった仲間の分もがんばろうと音楽にのめりこんだ。ラップの魅力は「恥ずかしいことやコンプレックスをさらけだせるところ」とはなす。 

今年３月、岩元さんに大きなチャンスが生まれる。東京で開かれた高校生ラップ選手権に初出場、見事800人を勝ち抜いてベスト４に輝いた。

現在は同じく上越市出身の作曲家Ｋｉｗｙ(きうい)こと小嶋勇貴さんと一緒に音楽活動に取り組んでいる。ふたりで作った曲は８曲あり、今月、その中の４曲を、アルバム「明時(あかつき)」として発表した。

アルバム収録曲「ＯｎｅＤａｙ」

歌詞はすべて阿修羅さんが考えたもので、上越市のことや友だち、家族、夢など自身の体験を歌っている。 アルバムにはミュージックビデオも収録されていてロケ地は妙高市。 

ミニアルバムは音楽サイトｉＴｕｎｅｓ配信され、ヒップホップアルバムランキングで７位にランクイン。その歌唱力とストレートな歌詞に注目が集まっている。

 阿修羅さんは「全国ツアーや武道館など大きい夢ではなく、友達に自慢してもらえるようなラッパーになりたい。ラップを通してお世話になった人に感謝の気持ちを伝えたい。上越から発信して東京に届いて、将来は音楽で生きていけるようになりたい。」と話した。

「明時(あかつき)」はｉＴｕｎｅｓ配信のほか、動画サイトＹｏｕｔｕｂｅでも聴くことができる。来月にはＣＤも発売予定。 阿修羅さんは「アルバム発売を糧に頑張っていくので応援お願いします。」と話している。

ＭＶはこちらから。

※ご覧の記事の内容は2018年12月11日（火）JCVニュースLiNKで放送（TV111ch） 初回18:30～
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