2018年12月07日 05:36更新

上信越自動車道は、上越ジャンクションと信濃町インターチェンジの間で、7日から区間の8割にあたる28.7㎞が4車線通行できるようになる。これによって、重大事故の減少や渋滞の緩和が期待される。

上越ジャンクションと信濃町インターチェンジの間は37.5㎞ある。4車線化工事は6年前から進められ今回、新たに15.9㎞が完成した。これですでに4車線になっている区間と合わせると、全体の8割にあたる28.7㎞が4車線になる。

なかでも、たびたび渋滞が起きていた天神道トンネルと観音平トンネルの2本のトンネルをふくむ上越ジャンクションから新井パーキングの間、13㎞も今回４車線になった。ネクスコ東日本によると、上信越道が開通した平成12年から今年月までに、暫定2車線の区間で車が反対車線に飛び出す事故が70件あり、このうち13件が死亡事故だった。

今回４車線化した区間では、中央分離帯に防護柵が設置されていて、ネクスコ東日本では死傷事故の割合が対面通行の3分の1に減るとしている。

4車線化された15.9㎞区間は、あす午後3時から通行できる。工事が残る区間8.8㎞は来年度中に完成予定。

※ご覧の記事の内容は2018年12月6日（木）JCVニュースLiNKで放送（TV111ch） 初回18:30～
※プレミアム会員 見逃し視聴（配信期間 6日19:00～12日19:00まで）