2018年12月05日 15:13更新
上越市高田地区で一斉雪下ろしが行なわれた場合、高田公園の外堀に大量の雪が捨てられる。この雪をとかすためには関川の水を流すため、5日、その設備の試運転が行なわれた。
高田公園南堀から関川の水を流す
この設備は、「消流雪用水導入設備」というもので、上越市東城町の関川左岸にある。
上越市東城町2 設備を動かす施設
2台のポンプで関川の水をくみ上げ、800メートルほど離れた高田公園の南堀に水を送ることができる。
導水管の直径は1メートル。この設備を使って、平成24年の一斉雪下ろしでは、高田公園の外堀に捨てられたダンプ900台分の雪を、38日間かけてとかした。
2014年1月 雪で埋め尽くされた高田公園の外堀
写真提供:高田河川国道事務所
2014年3月 関川の水で外堀の雪がとける
写真提供:高田河川国道事務所
関川の水は外堀の水より水温が2度以上高いので、雪をとかすことができる。雪溶け水は堀があふれないよう、北堀から別の水路で関川に戻される。
きょうは、設備を管理する高田河川国道事務所がポンプを試運転して、公園の堀につながる水路の状況などを確認した。
※ご覧の記事の内容は2018年12月5日(水)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 5日19:00~11日19:00まで)
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.