2018年11月11日 12:01更新
上越茶道会の茶会が11日、上越市寺町2丁目の高田別院で開かれ、訪れた人たちがお茶を楽しんだ。
この茶会は、茶道の流派を越えてお茶を味わい、交流を深めてもらおうと、上越茶道会が毎年開催している。25回目の今年は上越市、妙高市、糸魚川市、柏崎市から茶道を嗜む人を中心に200人以上が訪れた。
今回は、濃いお茶をたてる「濃茶席」は裏千家流 佐藤宗佳さんが、「薄茶席」は表千家流 清水宗翠さんが担当した。
訪れた人は、お菓子やお茶を味わうのはもちろん、茶器について質問をしたり、趣のある器にじっくりと見入っていた。
「おいしくいただきました。道具も古い年代ものがそろっていて、やっぱりここは城下町高田だということを感じさせてもらいました」とお茶の世界を楽しんでいた。
表千家、裏千家、江戸千家の3つの流派でつくる上越茶道会は、春には観桜会で、夏は蓮の時期にも茶会を開いている。上越茶道会では「これからもずっと続けていきたい」と話していた。
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