2018年11月09日 04:28更新
お年寄りの健康づくりに役立てようとニュースポーツのひとつ、グラウンド・ゴルフの体験会が8日、高田公園陸上競技場で開かれた。
体験会は上越市老人クラブ連合会が主催。グラウンド・ゴルフはゴルフに似ているが、専用のコースは必要なく、どこでも楽しめることが特徴。めざすのはホールより大きい直径36㎝のポストの輪。このポストにボールを入れるまでの打数の少なさを競いあう。必要な道具は1本の専用クラブとボール、そしてポストにスタートマットだけ。場所を選ばないことからお年寄りの健康や生きがいづくりに役立つと、現在、県内各地で盛んに行われている。体験会には57人が参加してルールなどを学んだあと、プレイに挑戦した。
競技は15、25、30、50mのコースを8ホールまわる。ゴルフと違うのはホールインワンするとマイナス3打になる。また、スコアや判定はゴルフ同様、プレーヤーのモラルに任せる自己申告なので冷静かつフェアな行動が求められる。
県のグラウンドゴルフ協会によると、近郊では妙高市や糸魚川市では一足早く普及しているという。上越市でも大和地区や13区に愛好家がいるものの、上越市老連の山口衛行会長は「まだ馴染みの人は少ない。全国や県労連でも大会を開いている。市と相談して市老連でも健康のためにやっていこうとなった。みんな楽しそうなので継続できそうだ」と話していた。上越市老連では今後、市の支援を受けながら用具の購入などを進めていく方針。
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