2018年10月03日 20:24更新
上杉謙信ゆかりの地をめぐり、新たな観光の魅力を探ろうと、甲府市からモニターツアーの一行が、3日上越市を訪れた。
上越市を訪れたのは、山梨県の甲府商工会議所のメンバー25人。モニターツアーの目的は、武田信玄の甲府市、真田幸村の上田市、そして謙信の上越市と3つの市をむすんで戦国武将にあやかった「必勝祈願の旅」の実現だ。甲府市の一行は、2日、上田市をめぐった後、3日上越市入りした。上越では、日本最古の映画館「高田世界館」や6月にオープンしたばかりの「うみがたり」を訪れ、観光地としての見どころを確認した。
甲府商工会議所がモニターツアーに参加するのはこれが初めて。「必勝祈願の旅」については、上越商工会議所と上田商工会議所が、一足早く3年前から取り組んできた。今回、そこに甲府市がはじめて加わったことになる。
信玄、幸村、謙信と3人の強い武将がそろったことで、3つの市の関係者は広域観光ルートの実現に期待を寄せている。
甲府商工会議所の金丸会頭は「山梨の人は海へのあこがれ強く、旅行に来て魚を買って帰ることに魅力感じるだろう。武将つながりで連携すれば経済が活性化しそれぞれの県民の楽しみも増える」と期待していた。
甲府商工会議所 金丸会頭
今後、3市の商工会議所では、それぞれの地域をめぐるツアープランを具体的に検討し、3つの市だけでなく大都市圏からも観光客を呼び込みたいとしている。
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