2018年09月15日 12:46更新
認知症を理解し、暮らし安いまちづくりをめざすして走るタスキリレー「RUN伴(らんとも)」が15日に上越市で開かれ、25㎞を超える距離を80人のランナーがたすきをつないだ。
RUN伴は、認知症の人と家族や地域の人が一緒に走り、タスキをつなぐ体験を通して、誰もが暮らしやすいまちづくりをめざすイベント。NPOの認知症フレンドシップクラブの主催で、全国各地で開催されている。上越市でも毎年開催されていて、今年は高田、直江津、名立、大潟、頸城の5地区でそれぞれリレーが行われている。ランナー80人、ボランティ40人の総勢120人が参加した。
このうち高田地区では介護施設のスタッフや看護大学の学生などが参加した。中継地点ではタスキに自分の名前を書いて次のランナーに託していた。
参加したランナーは「地域の皆さんに向けて、支え合いの心をもって走りました」と。また、タスキを受け取ったランナーは「認知症の理解を深める活動を知ってもらえるよう、頑張って走ります」と話していた。
今年のRUN伴は7月1日に北海道をスタートし、11月の沖縄のゴールをめざしている。
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