2018年09月13日 10:33更新
上越市北方の岩の原葡萄園でワインの原料にするブドウの収穫が12日から始まった。猛暑が続いた今年の出来はどうか……?
岩の原葡萄園では畑6ヘクタールにワイン用のブドウ6種類を栽培している。このうち白ワインに使うローズ・シオターの収穫が12日から始まり、初日は約20人が作業をした。
今年は、6月から先月まで例年よりも気温が高く、雨の少ない日が続いたが、建入一夫 栽培技師長は「ブドウは乾燥を好むため、ワイン用の原料をつくる点では問題なかった。ほぼ例年並みの出来」と話す。
今年は葡萄園の創業者で、日本のワインぶどうの父、川上善兵衛の生誕150周年。収穫しているローズ・シオターも善兵衛が交配した品種だ。ブドウがワインになるのは約1年後。
収穫はブドウの品種を変えながら来月いっぱい続く。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.