2018年08月25日 18:45更新
上越市下百々でこの時期恒例のジャンボ南瓜コンテストが25日開かれた。ジャンボ南瓜コンテストは下百々環境保全会が地域を盛り上げようと毎年開いていて、ことしで9回目。集落の有志が5月からアトランティックジャイアントと呼ばれる品種の苗を育て、一番重いカボチャを競う大会。ことしは19の個人・団体が93個のカボチャをエントリーした。このうち5個は地元の保倉小学校の3年生が作ったもの。大きさは他と比べ、やや小ぶりになったが色艶の良いカボチャを出品した。女子児童の一人は「うどんこ病や水やりをやりすぎないよう注意して育てた。草取りもみんなで楽しくやれてよかった。気持ちを込めて作ったから大きくなったと思う。」と話していた。計測の結果、3年生の作った中では17.4㎏が最大だった。一方で参加者投票の結果、保倉小3年生は2年連続で「綺麗な南瓜で賞」を獲得。男子児童の一人は「重さで負けて悔しい。去年の1位の人のカボチャの育て方を見て、ワラを敷いてたので自分たちも学校で工夫してワラを敷いてみた。工夫すればカボチャが大きくなると学んだ。」とことしの成果を振り返った。
ちなみにこれまでの大会の最大重量は第1回目の優勝記録88.3㎏。今年の栄冠に輝いたのはその第1回目の優勝者だった植木勲さんの作った67.5㎏だった。今回の優勝で4回目の優勝。植木さんは「自分の結果を破りたかったが今年はダメだった。猛暑の中で生育は良くなかったが水やりもやったし、なんとか今回の成績。毎年努力しているがなかなか難しい。」と来年以降の自己記録更新を誓っていた。
会場ではこのほかカボチャの重さを当てるクイズゲームなども開かれ、住民や児童の保護者たちなど多くの人でにぎわっていた。下百々環境保全会の堀口一次会長は「例年よりも多い出品。来年は10回目で今後も続けていきたいし、集落でより大きいものを作っていきたい。」と定着してきたイベントに期待を寄せていた。
☆ジャンボ南瓜コンテスト 結果☆
1位 植木 勲さん 67.5㎏
2位 石津 仙一さん 58.5㎏
3位 植木 洋子さん 55.5㎏
綺麗な南瓜で賞 保倉小学校3年生
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.