2018年07月19日 14:20更新
東北電力は直江津港に火力発電所を建設することになり、18日に現地事務所の開所式が行われた。
東北電力が建設する火力発電所は、天然ガスを燃料に出力57.2万キロワットをめざす。これは一般家庭80万世帯分の年間使用量に相当する。電力は主に上越地域に供給される。
発電所の建設場所は、中部電力の上越火力発電所の西側。今月に入って現地事務所が設置され、資材の調達や建設地の整備などにあたっている。
建設地(奥は中部電力上越火力発電所)
18日は、関係者などが出席して、作業の安全祈願祭行われた。東北電力によると、この発電所は他の火力発電所の老朽化が進んでいることからその代替えとして位置付けられている。燃料の天然ガスは隣の中部電力の上越火力発電所から調達する計画だ。東北電力では、頸城区にある変電所まで送電ルートとしている。発電所建設計画について11月に住民説明会を開くことにしている。建設所の鈴木所長は「住民の理解得ながら、安全に工事を進めたい」と話していた。
着工は来年5月。5年後の2023年6月に運転を開始する予定。
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