2018年07月07日 17:01更新

看護の心を受け継ぐ「継燈式」が7日に県立看護大学で行われ、看護実習に臨む2年生が決意を新たにした。 

継燈式は、病院で本格的な実習にあたる2年生が、先輩から看護の灯を受け継ぎ、看護への意識を高める大学の伝統行事。式には2年生95人が臨み、来賓や保護者を前に、誠実に患者と向き合い、寄り添うことを誓った。

式では小泉美佐子学長が「みなさんが考えた自主的な決意を伺い、頼もしく感じた。気持ちを引き締めて一生懸命頑張ってください」と学生を激励した。

最後に2年生を代表して、樋榮康登（ひえ やすたか）さんが「今まで培った技術と経験を生かし、患者様に思いやりの心をもってケアを行ってまいります。常に患者様にとって何が最善かを考え続ける姿勢をもって、今後の学習と実習に真摯に取り組んでまいります」とあいさつした。

看護実習は７月24日から9月末まで行われる。学生は県立中央病院や地域医療センター病院など、市内4つの病院にわかれ、実際に患者を受け持ち、ケアにあたるということ。

※2018年7月9日（月）ニュースLiNKで放送 初回18:30~