2018年06月28日 17:18更新
妙高市出身で戦没者の追悼法要が28日、妙高市 新井別院で営まれ、戦争のない平和な世界を目指すことを誓った。
追悼法要は毎年この時期に、妙高市社会福祉協議会が開いている。今年は遺族120人を含む170人が参列した。妙高市社会福祉協議会によると、第二次世界大戦や日清戦争などで妙高市出身者1,691人が亡くなった。
法要を主催した妙高市社会福祉協議会 竹内十四男 会長は「戦後生まれが大半を占め、戦争の記憶の風化が危惧されるなか、戦争の悲惨さと平和の尊さを深く心に刻み、戦争のない、心豊かな世界に向けて努力する」と誓った。
この後、参列者は一人ひとり焼香をして、戦没者の霊を慰め、平和を願っていた。
妙高市遺族会 間島英夫会長は「遺族にとって法要は心の支え、励みになる」と話す。その一方で、戦没者遺児の平均年齢が79歳となっている現状を上げ、「戦没者の孫に協力してもらい、後世につなごうと取り組んでいる」と明かし、戦争の記憶を風化させないよう取り組んでいると話した。
※2018年6月28日(木)のニュースLiNKで放送 初回18:30~
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