2018年06月26日 16:54更新
海から空から連携レスキュー!
海や川での事故が増える夏のレジャーシーズンを前に、上越市大潟区の海岸で26日、水難救助訓練が行われた。
この訓練は、頸北消防署・県消防防災航空隊・上越南消防署 水難救助隊が初めて合同で行ったもので22人が参加した。訓練は、堤防で釣りをしていた男性1人が海に転落し、離岸流で沖に流された想定で行われた。
消防職員は、通報を受けるとまず海岸や堤防から要救助者を捜索。この後、水難救助隊が海に潜って要救助者を発見し、ヘリコプターで引き上げた。要救助者は600m離れた運動広場で、救急車で病院に搬送された。
頸北消防署 猪俣忠 署長は「頸北署は地上隊としての活動が第一前提。水難隊が到着するまでの初動対応がどこまでできるかが救助の要」と。
頸北消防署管内では、4年前に海で5人が亡くなる事故が発生している。猪俣署長は以下の3つの基本的なルールを守り、海を楽しんでほしいと呼びかけている。
①小さな子どもから目を離さない
②酒を飲んで海に入らない
③連続で入らず、適度に休憩を取る
頸北消防署では、来月上旬にも水難救助の研修会を行うことにしている。
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