2018年06月16日 18:32更新
新・水族博物館「うみがたり」のオープンを祝おうと16日、地元の園児がエルマール1階のイベント広場で、海の生き物をイメージしたペイントアートを行った。
ペイントアートに参加したのは、上越市五智にある聖母幼稚園の年長園児10人。「うみがたり」に一番近いショッピングセンター エルマールが、水族館の完成を祝い歓迎ムードを盛り上げようとこのイベントを企画した。テーマは「エルマールをアート水族館に」。
講師は、神奈川県出身の画家、伊倉真理恵さん。伊倉さんは、ライブパフォーマンスで様々な物に絵を描くペイントアーティストとして、東京を拠点に国内外で活動している。今年5月には、上越市富岡のショッピングモール パティオでガラスをキャンバスに、美しい草花や蝶の絵を描いた。
子ども達は手に直接アクリル絵の具を付け、海をイメージした縦2m10㎝横4m50㎝のパネルに、思い思いのペイントを楽しんだ。
はじめは慣れない作業に戸惑いも見えたが、伊倉さんのアドバイスを受けながら、飛び上がったり、手だけでなく足や肘を使うなど、大胆なパフォーマンスを繰り広げた。
保護者からは、「家ではなかなか出来ないこと。スケールを大きくやらせるのは楽しそうで良い」「本能のままに描く姿を見て、参加してよかったと思う」などの声が聞かれた。
作業を始めてから約30分後。子ども達が自由な発想で描いたアート水族館が出来上がった。
伊倉さんはここに、「うみがたり」の新しい仲間シロイルカを描きパネルを完成させた。伊倉さんは、「子どもたちがいないと出来ない絵。地元の子たちが作ったことを感じながら見てもらいたい」と話す。
パネルは、エルマールの1階に8月末まで飾られる予定。
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