2018年06月10日 09:08更新
上越市頸城区の荻谷畜産で育てた肉牛が長岡市山古志の闘牛候補として出荷されることになった。上越市産の牛としてはこれが初めて。
これが闘牛候補として出荷される短角牛。現在、生後半年で体重は180kg。買い取ったのは、山古志闘牛会の松井富栄会長。松井会長は、荻谷畜産・荻谷耕治社長の長年の知り合いで、今年5月、自ら荻谷畜産をたずねて牛の買い取りを決めた。
牛を育ててきたのは荻谷畜産の近藤大貴さん。
近藤さんは、牛が生後2か月の頃から世話をしてきた。 ここまで育てて体は2まわりほど大きくなったと話す。まだ遊び盛りでよく食べ、走り、時には突っ込んでくるという。
近藤さんは「この子に闘牛できるのかと正直思った。でもやると決まったからにはぜひ頑張ってほしい。もともと短角牛は闘牛の血統。できると思う」と期待を込める。
牛は来月には引き渡される予定。その後、3年間ほど稽古を積み、闘牛デビューを目指す。そのころには体重は1トンほど、角は直径15㎝、長さ30㎝ほどまで成長する。
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