2018年05月16日 12:11更新
妙高市の姉妹都市、スイスのツェルマット村の中学生が妙高市を訪れ、15日に地元の中学生としめ飾りを作った。生徒たちは言葉の壁を越え、友好を深めていた。
妙高市を訪れたのはスイスのツェルマット村の中学生15人と、ロミー・ビーナーハウザー村長など21人。
ツェルマット村は、旧妙高高原町と25年ほどまえから中学生を中心とした交流を重ねてきた。きのうは、日本の伝統文化を学ぼうと、ツェルマット村の中学生がしめ飾りを作った。
講師は水原地区でワラ細工を作っている生井一広さん。作業には、地元の中学校3校の生徒15人も加わった。ワラを編むのは、ツェルマット村の中学生と地元の中学生が2人1組で取り組んだ。
ツェルマット村の中学生が妙高市を訪れるのは3年ぶり。今回は2泊の日程で、地元の中学生の家に泊まり、和紙作りなども体験した。
一方、妙高市の中学生にとってこの交流は外国語学習の成果を試す機会につながっている。参加者の中には2年前にツェルマット村でホームステイを経験した生徒もいて、今回再会を果たした。
ツェルマットの中学生は「2年ぶりに再会し、懐かしい思いがした。妙高はすごくいい所、自然が多く、みんなフレンドリーで心地よかった」と再会を喜んでいた。
またツェルマット村でホームステイを体験した、中学3年生は「ホームステイに行った後から英語に興味を持ち、勉強を始めた。他の国にも留学してみたいと思っていたが、今回の交流でその気持ちが高まった」と話してた。
ツェルマット村の一行は、しめ飾りをお土産にきょう帰国した。
※2018年5月16日(水)ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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