2018年05月08日 11:50更新

亡くなった人の遺骨を墓石ではなく樹木のそばに埋葬する、いわゆる樹木葬の施設が上越市南本町3丁目の明厳寺に開園した。

新しくできたのは上越市南本町3丁目、明厳寺内の樹木葬墓苑“はなみずき”。施設は名前のとおり“ハナミズキ”の木をシンボルツリーとし、そのまわりに樹木葬36区画分が整備されている。36区画の内訳は1人用が4区画、2人用が32区画。区画の販売は大和会堂を運営する上越フィネラルが担当する。

上越フィネラルの上原伸一 営業部長は「娘が嫁いでいたり、高齢者の2人暮らしなど跡継ぎがいなくても寺が責任をもって管理してくれることがメリット」と話す。

墓苑の管理は明厳寺が行い、宗旨宗派は問わない。個別の区画に納骨したあと、3回忌、7回忌、13回忌の法要を経て、その後、合葬墓に埋葬する。樹木葬が上越市内に開園するのは三和区に続いて2例目。

上越フィネラルでは今週末、12日（土）と13日（日）現地で相談会を開催する。時間は両日とも午前10時からと午後1時からで、事前予約が必要。詳しくは上越フィネラルのはなみずき専用ダイヤルまで。

上越市樹木葬墓苑 はなみずき
■住所：上越市南本町3丁目 明厳寺内（上越市立南本町小の体育館裏）
■専用ダイヤル：0800-800-1798　※上越フィネラル内（年中無休 9:00～17:00）

※2018年5月8日（火）ニュースLiNKで放送 初回18:30～