2018年05月07日 18:21更新
ことしで戊辰戦争から150年を迎え、激戦地となった福島県白河市では新政府軍と旧幕府軍の合同慰霊祭が7月に行われることになった。それを前に、白河市の鈴木和夫市長が7日上越市を訪れ、慰霊祭への参加を呼びかけた。
上越市を訪れたのは、福島県白河市の鈴木和夫市長や白河青年会議所の有賀一裕理事長など5人。一行は、高田公園の三重櫓で、上越青年会議所小嶋宏志理事長に合同慰霊祭への参加を呼びかける文書を手渡した。
慰霊祭への参加を呼びかけた白河青年会議所の有賀理事長(写真中央)
こうした背景には戦争当時、白河市の一部が高田藩の領地だったことや、高田藩からも白河での戦死者が出たことがある。戊辰戦争時、白河市は約100日に及ぶ激戦地となり、1,000人近くが犠牲になった。白河市ではこれまで敵味方の隔てなく犠牲者を弔ってきたが、ことしは戦争から150年を迎えることから、ゆかりのある函館市や萩市などにも慰霊祭への参加を呼び掛けている。
戊辰戦争の合同慰霊祭は7月14日(土)・15日(日)に行われ、上越青年会議所からは小嶋理事長が出席する予定。
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