2016年12月20日 15:00更新
上越市が指定するごみ袋の一部に破れやすい不具合があった問題について19日、村山市長は問題が発覚したのが7月だったにもかかわらず対応が遅れたことについて「職員のスピード感と責任感が欠けていた、自身の指導が行き届いていなかった」と謝罪しました。
これは3月から5月に製造された上越市の指定ごみ袋「燃やせるごみ」と「生ごみ」用の2種類、合わせて280万枚のうち、3割が破れやすくなっていた問題。
市によると原因は材料となる古いコメが不足したため、代わりに砕けたコメを混ぜて作ったことによる。袋は当初、品質を確認したうえで7月、市内を中心に約300の店で販売されたが、市民から破れやすいといった苦情や交換してほしいといった問い合わせが相次いだ。
これに対し市は、個別に袋の交換をしていたが、今月9日に、ごみ袋に不具合があったことを伝える報道があるまで、このことを公表しなかった。市では店に残っている不具合があった袋40万枚を先月までに回収している。
現在、市ではレシートがある場合、ごみ袋を買った販売店で交換している。またレシートがなくても袋がある場合は、製造業者や市に連絡するよう今月15日の広報などで呼びかけている。
※2016年12月20日 ニュースLiNKで放送 18:30~