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住民自ら介護予防 和田地区に福祉組織発足

2018年03月30日 07:54更新

住民みずから高齢者の介護予防に取り組む福祉組織が上越市和田地区に発足した。活動は来月から始まる。和田地区に発足したのは「二水福祉クラブ」。29日に設立総会が開かれ、地元住民45人が出席した。

180330_和田地区福祉クラブ

福祉クラブの目的は、高齢者の自立を助け、生き生きと暮らしてもらうこと。これは、これまで上越市社会福祉協議会が行っていた介護予防事業を地域で引き継ぐもの。年間予算は初年度626万円。このうち、上越市からの事業受託として258万円、車両購入費用として350万円が補助される。

二水福祉クラブの活動は来月新年度から始まり、和田地区公民館に生活支援コーディネーターが1人常駐する。具体的な活動は、介護予防教室を開く他、高齢者が引きこもりにならないよう交流を促す、すこやかサロンや介護中の家族を支える会なども開く。上越市によると、和田地区の高齢化率は昨年10月末現在、28.67%となっている。

団体の名前にある「二水」は旧和田村を流れる矢代川と関川、2つの川を指すという。和田地区のように、上越市では3年前から地域自治区ごとに介護予防に取り組む、地域支え合い体制をスタートさせた。今回の和田地区は、合併前上越市の自治区15区ある中で9番目になる。

※2018年3月30日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~

 

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