2018年03月23日 14:53更新
妙高市立妙高小学校で23日、ユニークな卒業証書を贈る卒業式が行われた。
卒業式には6年生21人が臨んだ。 ひとりひとりが受け取る卒業証書、実は普通の紙ではない。6年生が育てた稲のワラを使った和紙。紙漉きも昨年12月、地元住民の指導を受けて児童ひとりひとりが取り組んだ。まさに一点物の卒業証書。証書の文字は、学校の書初めを指導している地元の書道家、八木清美さんが書いた。
式で、今井一昭 校長は、「皆さんの体には可能性という種がまかれていて、芽を出し成長していく。それがやがて生きがいになる。これから中学校で様々なことに真剣に取り組み、その種を成長させてほしい」と門出の言葉を贈った。
卒業生は「卒業証書を自分で作れてうれしかった」「国語が苦手だったので、中学生になったら国語をしっかりやりたい」などと話し、決意を新たにしていた。
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