2018年03月23日 12:19更新
総延長120㎞、大自然をたっぷり楽しめます!
新潟県と長野県にまたがる妙高戸隠連山国立公園にロングトレイルが設置される。すでにある関田山系の信越トレイルとつながる東西ルートとJR長野駅から笹ヶ峰高原につながる南北ルート、T字型にクロスするふたつのコースは、再来年度中の開通を目指している。
これは、22日に開かれた妙高戸隠連山国立公園連絡協議会の総会で明らかになった。
それによると新設されるトレイルは、東西ルートと南北ルートの二つ。東西ルートは関田山系を中心とした信越トレイルからいもり池、笹ヶ峰を経由して、糸魚川市の塩の道につながるもので距離は約55㎞、高低差は約600m。
南北ルートは、JR長野駅から飯綱高原、戸隠を経由して笹ヶ峰までの約65㎞。高低差1,000m。協議会では国立公園を訪れる観光客を増やそうと、山頂をめざす登山でなく、山の麓を通るコースを目指している。
そのため、コースの一部には、自動車道を使うことも検討している。妙高山や黒姫山など山を眺めるだけなく、地域の歴史や暮らしを感じられるコースを設計する方針。
協議会の副会長で、妙高市の入村明市長は「(コース内に)日常の生活の営みも取り入れることが大事。自分たちの持ち味・良さを出していきたい」と話し、妙高市への集客にも期待を寄せる。
協議会では、今年6月までに予定コースの下見をして調査する。その後、旅行会社や一般利用者向けにモデルツアーを実施し、平成31年度中の開通を目指す。
※2018年3月23日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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