2018年02月24日 15:55更新
豪雪地高田ならではの街並みの特徴のひとつである「雁木」。この価値を見直し次の世代に残していこうと、機運を高めるフォーラムが24日に上越市で開催された。
このフォーラムは「雁木」を歴史的文化資産として、その価値を広く知ってもい、次の世代に残していこうと、高田の景観づくりに取り組む「越後髙田・雁木ねっとわーく」が開いた。最終的には雁木の世界遺産登録を目的としている。
フォーラムには関係者を含めて35人が参加。建築の専門家や、文化人がそれぞれの視点で「街の景観づくり」や「雁木の町並みの価値」について講演した。
越後髙田・雁木ねっとわーく 髙野恒男 会長
会長の髙野恒男さんは雁木の魅力について「ただ家がつながるのではなく、その奥にある絆、人と人がつながること」と話し、そこを強調して良さを広めていきたいとしている。
髙野会長は、新潟大学が昨年実施した高田の雁木調査で、総延長が短くなっている結果にもふれ「あたりまえに雁木があるという見方を変えて、もう一度、雁木の良さをしっかりと理解し、次の世代に残していきたい」と話した。
※2018年2月26日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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