2018年02月23日 16:26更新
23日午後2時30分頃、上越市黒井にある信越化学工業 直江津工場の敷地内で、地盤調査中に天然ガスが噴出し、建屋の屋根が損壊した。
上越警察署によると、天然ガスが噴出したのは信越化学工業の直江津工場敷地内にある協力会社「安全協議会」の建屋内。2人の従業員が掘削機を使用して地盤調査をしていたところ、地下60mから天然ガスが噴出したという。ガスの噴出により掘削機が上方に吹き飛ばされ、建屋の屋根が損壊した。負傷者はいないということ。
午後4時現在も天然ガスが噴出しているが、信越化学では敷地の外にガスが漏れていないことを確認した。ガスの性質についてはまだわかっていないということ。
信越化学では可燃性のガスであることを視野に入れ、近隣の町内会に屋外で火の使用を控えるようFAXや広報車で連絡した。敷地から約50m先に民家があるというが、避難の必要はないとみている。
信越化学では今後、ガスの性質について調べる他、ガスの止め方を検討することにしている。
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