2018年02月22日 13:45更新
ペンギンを守ります!
上越市はこのほど世界最大のマゼランペンギンの生息地であるアルゼンチン共和国チュブ州と、種の保全に向けた協力協定を結んだ。
上越市は2月6日、野口和広副市長をアルゼンチン共和国チュブ州に派遣し、アルシオニ州知事と協定を交わした。マゼランペンギンは現在、国際自然保護連合による絶滅危惧種、いわゆるレッドリストで準絶滅危惧種に指定されている。
上越市が飼育しているマゼランペンギンは25年前、チリから譲り受けたもの。当時57羽の飼育から始まり、現在は120羽に増えた。上越市によるとこの数は、世界一の規模ではないかということ。
その一方で、ペンギンの高齢化や近親交配による影響が懸念されている。今回協定をむすんだチュブ州には、世界最大の野性マゼランペンギンの生息地があるり、市では協定によって、チュブ州に生息する野生種と市のペンギンを交配させ、マゼランペンギンの種を守りたいと話している。チュブ州でも、種の保全に取り組んでいて、交配や飼育などに上越市の飼育ノウハウを役立てたい狙いがある。
上越市では、今後さらに具体的な内容を詰めていく方針。
※2018年2月22日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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