2018年01月27日 08:01更新
県立高田高校安塚分校の生徒が26日、地元上越市安塚区を活性化させるアイデアを越後田舎体験協議会に提案した。
安塚分校の3年生で地理Bを選択している21人は、授業の中で地元安塚について調べている。その中で、平成17年からの10年間で、安塚区は人口減少率が25%と市の中で一番減少が進んでいることを知り、高齢化や過疎化など安塚が抱えている問題を学んだ。
状況を知った生徒は安塚を元気にしようと、5つのグループに分かれて地域活性化の方法を考えてきた。きょうの発表会で安塚分校の生徒は、スクリーンに資料を映しながら活性化案を説明した。生徒からは「四季によって内容が異なる民泊体験」や「キューピットバレイから道の駅、雪のふるさと安塚までのロードレース」など、市内外の人を安塚に呼び込むための活性化案を提案した。
民泊を提案した班は、安塚のどこをまわると楽しんでもらえるか、魅力を掘り起し、民泊のスケジュールに落とし込んだという。
協議会事務局の小林美佐子さんは「地元の高校生から意見をもらうのは初めて。現実味から離れた部分もあるが、アイデアとし良いものをいただいた」と話し、アイデアを活性化に役立てていくことにしている。
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