2017年11月14日 17:38更新
国からの緊急情報を伝える「Jアラート」全国瞬時警報システムの訓練放送が14日、全国一斉に実施された。
Jアラートは地震や津波、弾道ミサイルなど緊急事態が起きた時に国が市町村の防災行政無線などを通じて国民に知らせるシステム。
きょう午前11時、上越市でも市内329か所にある屋外スピーカーや防災ラジオなどから訓練用の緊急放送が流れ、市の職員が正常に作動したか確認した。
その一方で、防災ラジオや個別受信機の一部で、訓練を知らせる音声が流れなかったなどの問い合わせが市に9件寄せられた。原因は、機器がラジオの電波を受信できない場所にあったためと見られている。市では機器をテレビなどの電化製品から離し、エフエム上越の放送を受信できる場所へ設置するよう呼びかけている。
上越市の防災危機管理専門官の柳時夫さんは「今後も機器の点検を確実に実施して、避難情報を発令するときには速やかに情報が出せるよう、維持管理していきたい。市民は出された情報に迅速に対応し、避難行動に結びつけてほしい」と話した。
なお、妙高市では市役所内での受信を確認し、訓練は終了している。
※2017年11月14日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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