2024年06月23日 17:19更新
上越市の消防団が参加するポンプ車などを使った消防点検が23日(日)に行われ、団員が日頃の訓練の成果を披露しました。
消防点検は、消防団の日頃の訓練成果を披露するとともに、各地域の分団が競技を通して競い合うことで、消火技術や士気を高めようと毎年行われています。
23日(日)は市内の消防団に所属する15分団650人が参加し、ポンプ車などから水を引き、的を倒す競技で競い合いました。これは消火活動の動作の流れを競技にしたもので、出動から放水で的を倒すまでの的確性やスピードが審査されます。
出場した多くのチームは、4月から訓練に励んできました。そのうち頸城方面隊 頸城第三分団は、平日の朝5時から訓練してきたということです。
頸城第三分団の出場選手
「少しミスはあったが、練習通りにできた。もし火事が起きたときには、的確に慌てずに(訓練成果)発揮したい。地域の皆さんの安全安心を守るために、これからも活動を頑張っていきたい」
上越市消防団 小川時雄団長
「この訓練による団体行動で団結力が生まれて、それが災害現場で発揮されると思う。大切で必要な訓練だと思っている、将来にも続いてほしい」
審査の結果、小型ポンプ操法の部門は「三和方面隊 美守分団」。ポンプ車操法の部門は「上越方面隊 第三分団」が優勝しました。2チームは、7月28日(日)に佐渡市で開かれる県大会に上越の代表として出場します。
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