上越妙高タウン情報

  • 雪國商店オンラインショップ
  1. 上越妙高タウン情報
  2. 編集部おすすめ
  3. 見て触って乗って!「くびき野レールパーク」今年の公開は5月大型連休中を予定

見て触って乗って!「くびき野レールパーク」今年の公開は5月大型連休中を予定

2024年03月10日 04:00更新

JCVの生活情報番組「すまいるone」で放送中の「行ってみよう!~頸城区編~」では、自然あふれる頸城区をお散歩。歴史ある施設やおいしいグルメを紹介します。

※番組は上越妙高タウン情報のプレミアム会員でご視聴いただけます。


 【くびき野レールパーク】 

蒸気機関車 2号機 “コッペル”

上越市頸城区百間町にある「くびき野レールパーク」 。半世紀以上に渡って活躍した頸城鉄道の歴史を知ることができる施設です。貴重な蒸気機関車の展示や動態保存している車両もあります。

西山さん

施設を管理・運営しているのは「くびきのお宝をのこす会」です。くびきのお宝のこす会は、地元に残るお宝を使ってまちの活性化を目指そうと20年前にできた団体で、メインは頸城鉄道を使って公開活動をしています。

資料館

頸城鉄道歴史資料館

展示物

頸城鉄道歴史資料館では頸城鉄道の歴史と頸城鉄道で使っていたものを展示しています。行先看板や、当時使われていた道具など鉄道好きにはたまらない品々が多数展示されています。

創立者

頸城鉄道敷設の計画が立てられたのは明治44年。大地主であった山田家から養子に出ていた大竹謙治は、実の兄でもあった山田家当主、辰治の援助を受け地域の開発に取り組み、計画からおよそ4年の歳月を経て頸城鉄道を開通させしました。頸城鉄道は現在の黒井駅のそばに新黒井駅を作り、黒井から浦川原のおよそ15キロを結んでいました。全部で10駅がありましが、現在、当時の駅舎が残っているのは浦川原の駅舎のみ。今は東頸バスの本社になっています。

当時の写真

地域の足として活躍していた頸城鉄道。しかし戦後の道路網の発達などにより輸送量は減り続け、昭和46年、全線が廃線になりました。鉄道は廃止されるとほとんど解体、あるいは転売されることが多いといいます。頸城鉄道が廃止になるということを聞きつけた神戸の熱心な愛好家が解体される寸前に車両を10両買いつけ、神戸の六甲山に運ばれ、ひっそりと保管されました。そして30年以上の年月が流れ頸城へ帰ってくることになります。その後は、現役時代の姿に復元し、レールパーク内で一般公開されるようになりました。

くびき野レールパークのキャッチフレーズは「見て触って乗って楽しめる」です。ここに来たお客さんは、乗ってもらったり触ってもらったり好きなように楽しむことができます。

ホジ3

コッペルの社内①

客車 ハ6

実際に使われていた客車です。木造部分が多く、まるでタイムスリップしたかのうような雰囲気。頸城鉄道は線路の幅が狭いのが特徴で車体もコンパクトになっています。

 

スクリーンショット 2024-03-07 092535

ホジ3

そしてもう一両、全国の鉄道ファンに絶大な人気を誇るホジ3と言われる車両。車両の真ん中にエンジンを乗せて自走できるように改造した車両です。


Still0301_00019

内装をよく見ると、つり革の部分がハートマークになっています。元は特別客車だった名残もあってか、細かい部分の作りにもこだわりが。

大正から昭和の頸城平野を駆け抜けた、貴重な軽便鉄道の車両が眠るくびき野レールパーク。今年の一般公開は5月5日の子どもの日をスタートに9月まで毎月第3日曜日に行う予定です。詳しくはSNSやHPを参考にしてください。

施設情報


くびき野レールパーク
■住所:上越市頸城区百間町257
■電話:TEL025-530-3684
■一般公開:5月5日(日)※以降は9月まで毎月第3日曜日。詳しくはHPやSNSをご確認下さい
■ホームページ:https://kubikino-railpark.jimdofree.com/
※番組は上越妙高タウン情報のプレミアム会員でご視聴いただけます。


関連動画

この記事が気に入ったら
上越妙高タウン情報にいいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でJCV Fan !をフォローしよう!

Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.

ページトップへ戻る