2024年01月13日 04:00更新
宝石で知られるアメシストやルビー、ダイヤモンドの原石などを集めた「世界の鉱物展」が上越科学館で開催されています。会場には南アフリカやブラジルなど、世界各国で産出された47種類62点の鉱物が展示されています。
これはマダガスカルで産出されたラブドラライトです。見る角度によって輝きが変わります。
上越科学館 永井克之 館長
「宝石店や時計店にあるのは磨いたもの。ここでは磨く前の原石を展示しています。紫外線を当てると光ったり、見る角度を変えると色が変わって見えるものなど不思議なものがあるので楽しんで欲しい」
展示会は鉱物が自然界でどのようにできるか知ってもらおうと開かれました。
これはアメシストの原石、ジオードです。
マグマが冷えて固まった岩石の中に、鉱物の成分などが溶け込んだ地下水が入り込み、結晶化したものと考えられています。
これは細かいガラス状の繊維が放射状に伸びた珍しい鉱物、オーケン石です。
うさぎのしっぽに見えることから別名、ラビットテールと呼ばれています。
来場者
「紫の石(アメシスト)キレイ」
「スペクトロライト、虹色でキレイ」
子どもと来場した保護者
「うさぎのシッポみたいな石が入っていたから面白い。子供にはまだまだ地球には知らない不思議があることを知ってもらいたい」
展示会は今月28日まで上越科学館で開かれています。
また木づちを使って天然石を掘り出すワークショップが1月14日、21日、28日の日曜日、午後1時からと午後2時からの1日2回行われています。参加費は300円、館内での当日予約が必要で各回先着12名までとなっています。
■問い合せ:上越科学館 ℡.025-544-2122
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