2022年01月12日 11:15更新
かんずりやみそなど、妙高市の発酵食品を使ったユニークなジェラート5種類が完成し、話題を集めています。一体どんなお味なのでしょうか。
これが「妙高発酵ジェラート」です。味は5種類あり、いずれも原料に妙高市の発酵食品が使われています。
そのうち、「かんずり」はその名の通り、香辛料のかんずりを練りこんだものですが、辛みはなくかんずりの風味を生かした味わいです。「みそ」は「太田醸造」の赤みそを使い、程よい甘さと塩気があるのが特徴です。「あまざけ」は「鮎正宗酒造」の甘酒を使い、玄米の粒を残したままの自然な甘みが特徴です。「コーヒー」は「ミョウコウコーヒー」がジェラート用にブレンドした豆で、ほろ苦い味わいに仕上がっています。「やそうたん」は「ミヤトウ野草研究所」が選んだおよそ30種類の野草を使い、ジェラートと合う野草炭の風味が特徴です。
ジェラートは妙高観光局が企画して、上越市のジェラート専門店「ソンニャーレ」が開発しました。
妙高観光局の馬場慎太郎 課長は商品開発にあたり「妙高は発酵文化が盛んなので、発酵食品を使った特産品を開発したいと思った。試作の段階で、例えばかんずりだと風味をどう出すか、またやそうたんは炭の食感が出るブレンドを試したりした」と話します。
ジェラートは全部で250個ありますが、すでに売り切れた商品もあるため、現在増産に入り1月末には入荷するということです。馬場課長は「(ジェラートは現在)妙高高原観光案内所でしか買えないので、今後、道の駅や旅館、公共施設など販売網を広げてご当地特産品として販売したい」と話しています。
「妙高発酵ジェラート」は1つ400円、妙高高原観光案内所で買うことができます。
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