2017年07月08日 18:18更新
海や川で事故が増える夏のレジャーシーズンを前に上越市谷浜の海水浴場で8日、水難救助訓練が行われた。
訓練は水難救助の技術向上と、消防職員や県の防災航空隊などとの連携を確認するため、毎年この時期に上越北消防署が行っている。
今年は消防職員、約40人が参加。4人組の遊泳者が離岸流に流され、自力で戻った1人が通報し、救助を求める想定で進められた。
通報を受けた消防職員は、沖合にいた2人を浮き輪などで救出。続いて、潜水し救助者を捜索していた職員が、水中からもう1人を見つけヘリコプターで引き上げた。
引き上げられた救助者は、ヘリコプターでたにはま公園へ運ばれ救命医療を行えるドクターヘリへと搬送された。
上越北消防署の國弘泰昌 署長は訓練に参加した職員に向けて「いつ何時、どこで、どういった形で水難事故が起こるかわからない。現場の状況、環境、被災した人のことを考えながら早急な行動に移してもらいたい」と話していた。
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