2021年09月21日 15:04更新
来月100歳をむかえる上越市板倉区の古海トミさんを、花角県知事が20日、敬老の日にあわせ訪問し長寿を祝いました。
花角県知事が訪ねたのは、上越市板倉区の古海トミさんです。トミさんは、大正10年の生まれで来月3日に百歳をむかえます。20日は花角知事と村山市長が内閣総理大臣の祝状や記念品を贈りました。
トミさんは「(きょうのこと)冥土の土産にする」と話すと、花角知事は「あと10年、ギネス狙って!」などと話していました。
トミさんは15歳で上京し、兄弟が経営する自動車部品卸しを手伝った後、22歳で板倉に戻り、同じ集落の男性と結婚しました。農業のかたわらしてきた、わら細工などの手仕事が得意でした。
現在、孫5人、ひ孫10人。食事に好き嫌いはなく、毎日新聞を読みます。楽しみは電動スクーターに乗って、近所でのお茶呑みでしたが、コロナでままならず、友だちに会う日を心待ちにしています。
トミさんは
「あっというまに100歳。ひ孫が遠くにいる。今コロナで来られないのでかわいそう」
「週に1回デイサービスでお風呂入りにいっても、十文字(仕切り)で会話ができない。楽しみが無くなった。しゃべることができない」
「(やりたいこと)あまり考えたことない。しあわせだもの。(きょうのこと)冥土の土産にもっていく」
孫の小林麻代さん
「子どものころよく面倒みてもらった。洋服をつくってくれて、おばあちゃんのつくった洋服を着ていた。自分のことは自分でするのでそれが元気の秘訣。(長生き)記録に挑戦してほしい」と話していました。
上越市によりますと9月1日現在、今年度中に100歳になる人は110人で、男性が15人、女性が95人です。市内の最高齢は109歳の女性です。
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