2021年09月13日 15:15更新

JCVの生活情報番組「すまいるone」。9月12日～9月18日の放送は佐渡市・佐渡汽船・佐渡テレビ・上越ケーブルビジョン共同企画の特別編「佐渡旅！～後編～」です。アフターコロナに向けて、佐渡の魅力満載でお届けします！後編では国中エリアと相川エリアを旅します。

※番組は上越妙高タウン情報のプレミアム会員でご視聴いただけます。

【レンタサイクル／宿根木集落（清九郎）】

天気のいい日に佐渡を楽しむためのおすすめアイテムが、レンタサイクルです。小木港からすぐの場所にある南佐渡観光案内所で自転車を借りることができるんです。話題のe-バイクもあります。

エコクロス　4時間2000円（以降2時間ごとに500円）、24時間3000円（税込）

エコシティ　2時間500円（以降1時間ごとに200円）、24時間2000円（税込）

レンタルしているのは2種類の電動アシスト付き自転車です。まずは、料金も手ごろで、気軽に利用できる街乗りタイプの「エコシティ」。そして、もっとアクティブに自転車を楽しみたいという方には、クロスバイク（e－バイク）の「エコクロス」がおすすめです。

料金を支払って、操作方法の説明を受けたら、すぐに乗ることができます。観光案内所には小木地区周辺のサイクリングマップが用意されているので、気軽に自転車で観光が楽しめます。

また、このレンタサイクルは借りた場所だけでなく、指定されたほかの観光案内所に返却することもできます。うれしいサービスですね。

南佐渡観光案内所を出発し、15分ほど自転車で走ると、宿根木集落に到着。

宿根木は江戸時代、北前船の寄港地として栄えた小さな入り江の町です。

迷路のような路地に110軒もの家屋が軒を連ね、当時の繁栄の跡が今も残る場所です。

宿根木を代表する建物が、舟形の家とも呼ばれる公開民家の三角家（さんかくや）です。狭い路地の形にあわせて、三角形に建てられています。船大工の知恵と技が随所に感じられる建物ですね。

公開民家・清九郎　入館料 大人400円、小・中学生200円

次に狭い路地を抜けると見えてくるのは、こちらも公開されている民家の清九郎です。

江戸時代、荷主と船主の間で積み荷の取り扱いなど、さまざまな業務を行った廻船問屋で、佐渡からは藁細工や竹細工を船に積み、いろいろな場所に売り歩きました。

建物は築185年ほどで、内部はすべて豪華な漆塗。建物の中にはところどころに音声案内が用意され、見どころを解説してくれます。

雰囲気のある庭も見ごたえがあります。

2階にも広々とした部屋や、畳敷きの広い廊下があり、交易で栄え、華やかな生活を送っていた当時の様子をうかがうことができます。

小木地区に訪れた際は、ぜひ宿根木集落を訪ねてみてください。まるでタイムスリップしたかのような世界がそこには広がっています。

基本情報

南佐渡観光案内所
■住所：佐渡市小木町1935-26
■電話：TEL0259-86-3200
■営業時間： 8:30～17:30

清九郎
■住所：佐渡市宿根木400
■営業時間：土・日曜、祝日9:00～16:00
■定休日：11月下旬～3月末
■ホームページ：http://shukunegi.com/

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