2021年05月09日 14:38更新
上越市五智海岸の美化活動に、長年取り組んでいる市民団体が9日、ヒマワリの苗700本を植えました。
ヒマワリの苗を植えたのは、市民団体「ひまわり會」や「上越市まちづくり市民大学2008の会」のメンバーなど15人です。五智海岸では、ドライバーなどによるごみのポイ捨てが目立ったことから、会では13年前から季節に合わせ、ヒマワリやスイセン、コスモスなどの花を植えてきました。
ひまわり會の木村良彦会長は「地域の人がごみ拾いをしているが、なかなかきれいにならない。花のある所にゴミは捨てないだろうと思い、ヒマワリを植えた」と話します。
9日は、海岸線沿いおよそ400メートルにわたり、ヒマワリの苗700本を一つ一つ丁寧に植えました。五智5丁目の元町内会長、伊藤邦雄さんは「一番ネックだったのは十数年前、(観光客が)『いや~こんなに汚いのかね』という声があったこと。地元にいる人には(ポイ捨てがあることに)目をつぶらないでほしい。みんなで協力していくことが一番だと思うので、町内のみなさんにお願いして手伝ってもらっている」と話しました。
会ではここ数年、地元、国府小学校の児童から美化を訴える立て看板を作ってもらうなど、活動の輪を広げています。木村会長は「ポイ捨ては活動当初は目立っていたが、だんだん減っている。うみがたりも近くにあるので、ここを上越の誇りの地だと思って、継続していきたい」と話していました。
ヒマワリは7月下旬に見頃を迎えるということです。
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