2021年02月17日 15:24更新
新潟県の産学官協働による「SDGs地方創生未来デザインプロジェクト」。この取り組みの第一弾としてオンラインで実施されているチアダンス教室の発表会が10日に行われました。
この「SDGS地方創生未来デザインプロジェクト」は、産学官で連携して離島の課題を解決しようと新潟大学の研究チームが中心となりおこなっています。その第一弾としてエンターテインメント性を備えた新しい学びの場を設けることを目的に、佐渡市で去年12月から9回にわたり、オンラインと対面でチアダンス教室が開かれてきました。
プロジェクトには新潟大学のほかに、アルビレックスチアリーダーズスクールを運営する株式会社アイ・シー・オースポーツマーケティングと、新潟県佐渡市の佐和田地区山田にある古民家いろり宿 長蔵が協力しています。
10日(土)は、これまでの練習の成果として、バスケットボール新潟アルビレックスBB公式戦が行われている長岡市の試合会場と長蔵をオンラインでつなぎ、子どもたちがハーフタイムにアルビレックスチアリーダーズと一緒に踊りました。
本番を前にレッスン生たちは最後の振りの確認やリハーサルを行い、自分たちの出番を待ちます。そして、いよいよその時がやって来ました。レッスン生は、会場とつながると緊張しながらもカメラに向かって笑顔でチアダンスを披露しました。試合会場のアオーレ長岡の会場モニターには、佐渡のレッスン生の楽しそうに踊る姿が映し出されていました。
レッスンを受けた子どもたちは「みんなで踊って楽しかった」「お母さんたちにも見てもらえて嬉しかった」と話していました。
また発表会の翌日11日(日)には修了式が行われ、これまでレッスンの講師を務めたアルビレックス チアリーダーズのスクールコーチ、砂金このかさんからレッスン生へ修了証書が手渡されました。
砂金さんは「今回の経験を通して、チアダンスが楽しいということとスポーツを応援する楽しさを知ってもらえたら嬉しい」と話していました。
佐渡テレビジョン
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