2021年01月29日 09:38更新
28日(木)午後、直江津港に係留中の佐渡汽船の「ときわ丸」に外国船が接触する事故がありました。この接触によるけが人や、油の流出は確認されていません。
GUO MAO 1
ときわ丸
上越海上保安署によりますと、ときわ丸(総トン数 5380トン)に接触したのは、韓国釜山から直江津に入港したトーゴの外国船「GUO MAO 1」(2998トン)です。午後3時20分ころ、入港手続きの代行会社から海上保安署に「接触した」と通報がありました。
外国船は融雪剤を積んだ船で、直江津港の岸壁に係留するために入港し、ときわ丸に接触しました。当時、ときわ丸には乗組員や作業員など33人が乗っていました。一方、外国船にはベトナム人と中国人合わせて13人が乗っていました。
この接触で、両船の乗組員などにけがはありませんでしたが、ときわ丸の右舷外板後部の海面から約7メートルのところに最大で長さ1.48メートル、最大幅0.35メートルの亀裂が生じました。一方、外国船の船首部に凹損2か所(最大長さ0.9メートル×最大幅0.2メートル、最大長さ0.2メートル×最大幅0.09メートル)が確認されています。
当時天候は晴れで、西南西の風4メートル、うねりはなく、視界は良好だったということです。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.