2020年12月16日 15:48更新
コロナ禍でウイルス対策に関心が高まる中、上越市のサクラ印刷は「抗菌インク」を導入し、このインクを使った新聞の折り込みチラシが、15日から上越地域の約7万世帯に配られている。
「抗菌インク」で印刷された
スーパー・イチコの新聞折り込みチラシ
「抗菌インク」には銀が入っていて、菌の増殖を通常の100分の1以下に抑えることができ、チラシを清潔に保つことができる。さらに防臭効果もあり、インク独特の植物油の匂いを抑えることもできる。
「抗菌インク」を導入したのは、上越市のサクラ印刷。サクラ印刷ではコロナ禍でウイルス対策に関心が高まる中、清潔で安全性の高いチラシを作ろうと、約半年かけて「抗菌インク」を導入した。
抗菌インクの効果は、抗菌製品技術協会(SIAA)がその抗菌性や安全性などを認めていて、チラシにはSIAAのマークが印刷されている。
抗菌インクを使ったチラシの印刷コストは、通常より3割ほど高めになる。サクラ印刷では今後地域貢献として、全ての印刷物に「抗菌インク」を使いたいとしている。
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