2017年05月29日 11:47更新
「自転車安全月間」の啓発活動として、上越市内の高校生が29 日、えちごトキめき鉄道の乗客に自転車の安全利用を呼びかけた。
新潟県警では5月1日から31日を自転車安全月間と定めている。これに合わせ、高田駅と南高田駅で地元の高校生が協力して自転車の安全利用を呼びかけている。電車内では車内アナウンスで呼びかけが行われた。
高田農業高校3年生の神原凪沙さん。神原さんは通学のため、自宅から最寄り駅の春日山駅まで自転車を利用している。
今日は電車に乗って、春日山駅から南高田駅までの区間で、踏み切り通行時の注意点や、自転車を乗る際は車道の左端を通るようアナウンスした。神原さんは、「緊張した」と話しながらも「呼びかけをきっかけに、交通事故がなくなれば」と願っていた。
上越警察署によると、5月28日までに管内で発生した自転車がらみの事故は7件(前年比+1)。その多くは交差点で発生している。
上越署交通課の井上和弘係長は「自転車は便利で手軽な乗り物だが、車と同じ車両の仲間。左側通行や、一時停止など交通ルールをしっかりと守ってほしい」と呼びかけている。
上越署では31日にも高田駅と南高田駅前で高校生も参加して、自転車の安全利用を呼びかける。
※2017年5月29日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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