2020年10月24日 19:09更新

商店街で買い物をすると参加できる抽選会と、地元企業のブースが並ぶ「直江の津広場」が、24日から直江津 互の市広場で開かれている。

このイベントは、コロナの影響で客足が落ち込む駅前商店街を盛り上げようと、直江津駅前商店街振興組合が企画した。イベントの目玉は、自転車や掃除機、雪月花のペア乗車券などの豪華賞品が当たる抽選会。

抽選券は、16日から25日までに地域の飲食店などイベント参加店56店舗で、500円以上の買い物や飲食をした人に渡される。

広場には地元企業が出店する6つのブースが並ぶ。上越市立水族博物館うみがたりからは、活魚車の特別展示でペンギン3羽が遊びにきた。うみがたりの須藤耕佑さんは「活魚車での展示は今年はほとんどできていなかった。特に人気のあるペンギンで商店街を盛り上げたい」と話していた。

えちごトキめき鉄道はトキ鉄グッズの販売や、なおえつ鉄道まつり名物の「忘れ物市」で傘や帽子などを販売している。

そのほか無印良品の移動販売バス「MUJI to GO」や、メイドイン上越の産品、テイクアウトの移動販売車などが並ぶ。

直江津駅前商店街振興組合 専務理事の重原稔さんは「地元の人でも商店街に来る人は減っている。イベントをきっかけに多くの人が足を運んでくれる。開催してよかった」「この状況下でも力を合わせて頑張ればやっていけるということを感じて、商店街の人に元気を出してほしい。お客さんからも応援される商店街にしていきたい」と話していた。

「GO to 駅前商店街 in直江の津」抽選会と直江の津広場は、25日まで直江津 互の市広場で開かれている。