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大潟町小 石包丁で古代米の稲刈り

2020年09月15日 20:36更新

上越市立大潟町小学校の児童が15日、学校の中庭で育てた古代米を刈り取った。

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稲刈りをしたのは大潟町小学校の6年生66人。児童は1学期から「古代の大潟村」をテーマに学習していて、学校の中庭で古代米を育ててきた。15日は約2アールの田んぼで育てた古代米の赤米とこがねもちを鎌を使って刈り取った。

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これは「石包丁」。市の学芸員が古墳の出土品を参考に作った。15日はこの「石包丁」を借りて昔の人の暮らしを体験しようと、実際に稲刈りで使ってみた。市の学芸員は児童に石包丁の使い方について「稲の根本ではなく穂の先を刈り取る」と説明。6年生は「石包丁を使ったのは初めてで良い体験になった」「こがねもちの方が刈り取るときやわらかく、古代米は硬い」などと話していた。

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このあと、6年生はコンバインを使った脱穀を見学した。指導にあたった吉村崇さんは 「児童は一生懸命観察していたので、きょうの刈り取りにたどり着けてよかった」と話した。また、6年生担任の大橋美紀教諭は 「児童にはコメ作りを通して、仲間と活動することで喜びや楽しさが倍増することを学んでほしい」と話した。

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15日刈った古代米とこがねもちは、このあと、どう食べるかを話し合いで決めるということ。また、大橋教諭によると、昔の人は古代米の赤米を神社に奉納してから食べたということで、今回収穫したコメは、6年生で「さいの神」を行ってから食べたいと話していた。

 

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