2020年09月10日 06:49更新
上越市立有田小学校の児童が9日、自分たちで育てたコシヒカリを刈り取った。
イネを刈ったのは有田小学校の5年生69人。学校では毎年5年生がコメ作りに取組んでいる。田んぼは2アール、地元農家から借りたもの。この春、児童が苗を1本1本手で植えた。
9日は地元農家やJAえちご上越の職員に教わりながら、鎌を使って刈り取った。イネは雨の影響で多くが倒れていたため、児童はイネを起こしながら丁寧に刈っていた。5年生は「倒れているイネを起こして刈るのが難しかった」「コメを作っている人は大変な思いで作っていることがわかった」と話した。指導した農家によると、イネの出来は去年より良いということ。
このあと、5年生はコンバインを使った稲刈りを見学した。5年生は「コンバインは早い」「機械の方が早いけど人の手でやった方が愛情がこもると思う」と話していた。
児童は刈ったコシヒカリをどう使うか、話し合いで決めるということ。
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